2019-06-04 第198回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第4号
新興、融合という視点は大変重要であり、また、統計的にも、科学技術・学術政策研究所が発表しているサイエンスマップにおいて、新たな分野への参画数とインパクトの高い論文数とは大きな相関があるという結果が出ています。 また、同じ京都大学の山中教授のiPS細胞研究も、JSTの戦略創造研究推進事業における当時の岸本忠三先生の卓越な目ききにより、その研究が大きく花開くこととなりました。
新興、融合という視点は大変重要であり、また、統計的にも、科学技術・学術政策研究所が発表しているサイエンスマップにおいて、新たな分野への参画数とインパクトの高い論文数とは大きな相関があるという結果が出ています。 また、同じ京都大学の山中教授のiPS細胞研究も、JSTの戦略創造研究推進事業における当時の岸本忠三先生の卓越な目ききにより、その研究が大きく花開くこととなりました。
さらに、国際的に注目を集める研究領域に対する参画数、これも、先生御案内のサイエンスマップによれば、日本は二百九十九に対してドイツ五百、イギリス五百六十三などと相当少ない。つまり、新興領域や国際的な注目を集める領域に対する挑戦意欲が乏しいという問題もあるかと存じます。 ただ、分野によっては非常に健闘しておられるところもあります。